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【中日 谷繁元信 引退表明】

中日の谷繁元信監督兼選手(44)が選手を引退することが12日わかりました。

今季ではプロ野球最多記録を更新し3018試合出場を達成。

野村克也の持つ記録を超えるものとなりました。

選手としては今年で契約が切れることもあり、また腰の痛みもあって決断したそうです。

谷繁選手は、江の川(現石見智翠館)高から1989年ドラフト1位で大洋(横浜-現DeNA)入団しました。

強肩強打の捕手として1年目から頭角を現わし、98年の日本一に貢献。リーグを代表する捕手となりました。

中日には、01年オフにフリーエージェントで移籍しました。07年には日本一となり、4度のリーグ優勝にも貢献しました。

監督としては来季が4年契約の3年目。

6位と低迷するチームに課題が山積みで、ですが、近く球団と話し合いの場をもつ見通しだそうです。

1年目の昨季は4位、今年は残り13試合となった12日現在で、5位DeNAから3ゲーム差の最下位。

最下位になるのは1997年以来の18年ぶりで、最下位が現実味を帯びてきています。

低迷の原因には落合ゼネラルマネジャー(GM)の編成の責任を問う声があがっているんだとか。

野手5人は現在、すべて2軍という近況で、「6位というが、戦力を与えられなかった谷繁監督はかわいそう」という声が球団内部では出ている様子。

和田の引退や、岩瀬、浅尾らかつての主力メンバーの衰えも観客動員に大きな影響を与えているそうです。

財界関係者からも「落合体制でいいのか」という声が浮上。

蜜月といわれた白井オーナーと落合GMとの関係に微妙な陰を落としているんだとか。

球団では、チーム浮上のための話し合いを近日中に行うそうでその結果を踏まえたうえで、谷繁専任監督のスタートが切られることになる。


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